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執筆者の写真椎名市衛

残す名前-


サムライは、他人が自分をどのように評価しても、それを受け入れて、平然としています。金銭や、名誉、権力などを目当てに生きていないので、他人の言動に左右されないのです。そして、死んだあと、どのように評価されるか、そこを大事に考えて、生きています。

日本の諺に「虎は死んで皮を残す。人は死んで名を残す。」というのがあります。虎は、死ぬと美しい毛皮が残り、珍重されますが、人は、その行いに応じた名前が残るという意味です。例えば、マザーテレサ。素晴らしい女性として、いつも名が挙げられます。ローマ皇帝ネロは、暴君として2000年間も忘却されることなく、語られ続けています。あなたには、どのような名前が残るでしょうか。

また、中国の諺には「人は棺桶に入ってから、評価が決まる。」というのがあります。生きているときの評価は、その人の影響力があるので正確ではなく、死んでからの評価が、その人の真の評価として、語り継がれるということです。ネロが生きているときは、誰もが褒め称えたのですが、死んだとたんに、誰もが悪く言いました。

二つの諺が正しいことは、歴史が証明しています。

誰にも、名前は残るのです。あなたは、名前を、どのような形で残したいと思っていますか?もし、最良の形で残したいなら、サムライの生き方を研究しに、私の道場へ来てみてください。世界中に褒め称えられたサムライの生き方は、きっと、あなたの良い手本になると思います。

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